みやざわ皮膚科

横須賀市大津町の皮膚科、みやざわ皮膚科

〒239-0808 神奈川県横須賀市大津町1-16-6
中央商工ビル2F
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しみ

しみと一概にいっても、肝斑、雀卵斑、老人性色素斑、後天性真皮メラノサイトーシスと主に4病態があり、多くの方ではそれが混在しています。

 

肝斑(かんぱん)

症状

30歳以降の女性に好発する頬などに対称性にできる淡い茶色の色素斑です。 夏に増悪傾向があり、妊娠を契機に発症することもあります。

 

原因

紫外線や性ホルモンの分泌変化によりメラノサイトが活性化するためと考えられています。
顔をこすって洗うなど、物理的な刺激も関係あるとされています。

 

治療

紫外線対策、顔をこすらずに洗う、ビタミンCやトラネキサム酸の内服、ハイドロキノン外用などで、気長に治します(ハイドロキノンは自費診療での処方です)。
レーザーは一般的には適応にはなりません。

 

雀卵斑(じゃくらんはん)

症状

鼻を中心に両ほほ、額などに左右対称性に多発する細かい褐色の斑点です。遺伝的素因があると5-6歳ごろより、出現。紫外線で夏に増悪傾向があり、冬にやや薄くなります。

 

原因

遺伝性があります。紫外線で増悪、紫外線対策で薄くなる傾向があります。

 

治療

紫外線対策が大切です。ビタミンC内服も併用することがあります。

 

老人性色素斑(日光黒子)

症状

ほとんどの中年以降の男女に出現する、顔面、手の甲、前腕の露光部の大小さまざまな境界が明瞭な、類円形の褐色斑です。
表面が少しかさかさしたり、少し盛り上がっていることもあります。

 

原因

長年の紫外線暴露と加齢により生じます。
若いときからの紫外線対策が予防になります。

 

治療

早く治したい場合はレーザー治療になります(自費診療でレーザー治療をやっている施設をご紹介します)。施行後きちんと紫外線対策をすることが大切です。
レーザーまではという方には液体窒素療法、ハイドロキノン、トレチノイン外用を組み合わせて、紫外線対策をしつつ気長に治療します(ハイドロキノン、トレチノインは自費診療での処方です)。
色が薄く、細かいものが多発している場合はケミカルピーリング(自費診療)も有効です。

 

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM:acquired dermal melanocytosis)

症状

露光部、特に顔面に左右対称性に褐色から灰褐色の発疹ができます。額、ほほ、鼻翼によく見られます。年齢とともに濃くなる傾向があります。

 

原因

遺伝的素因、紫外線暴露、アトピー性皮膚炎などの慢性炎症などが組み合わさり、真皮にメラニンを含むメラノサイトが増えて色素が生じます。

 

治療

紫外線対策、適切なアトピー性皮膚炎の治療が増悪の予防となります。
できてしまった色素斑は、メラニンが真皮にあるため美白剤では薄くなりにくいです。
レーザー治療が最も効果的です。