みやざわ皮膚科

横須賀市大津町の皮膚科、みやざわ皮膚科

〒239-0808 神奈川県横須賀市大津町1-16-6
中央商工ビル2F
TEL 046-834-4112(よいひふ)
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診療案内

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、日本皮膚科学会ガイドラインでは「増悪・寛解を繰り返す、そう痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ。アトピー素因とは、(1)家族歴・既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちのいずれか、あるいは複数の疾患)、または(2)IgE抗体を産生し易い素因」と定義されています。
皮膚が全体的にカサカサして、赤いブツブツした発疹を伴っていることが多いです。この発疹は、肘や膝の内側のくぼみ、顔、首などによく現れます。病因としてはほこり・カビ・ダニなどのアレルギーによる場合もある場合もありますが、アレルギーがはっきりとは認められない場合もあります。
近年、フィラグリン遺伝子異常による皮膚バリア機能の低下が発症メカニズムのひとつとして注目されています。バリア機能が破綻した皮膚からアレルゲンが入り、皮膚炎を引き起こすという考え方です。したがって、これまで以上に保湿などのスキンケアが発症予防や治療に不可欠と思われます。
当院では、日本皮膚科学会のガイドラインに基づき、スキンケアを中心に必要時はステロイド・タクロリムス外用、抗ヒスタミン剤内服により治療を行います。
重症の場合は、シクロスポリン内服や紫外線療法を行うこともあります。

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ニキビ(ざ瘡)

10~30歳代、特に思春期に多い疾患です。ホルモンバランス、皮脂、毛穴のつまり、細菌感染をもとに、遺伝的素因、食事、ストレス、化粧品などが複雑にからみあって発症します。
規則正しい生活、バランスのとれた食事、正しいスキンケアを中心にレチノイド、抗菌薬の外用を行います。
難治の場合は内服薬を組み合わせたり、ケミカルピーリング(自費)を行ったりします。

 

じんましん(蕁麻疹)

じんましんは、全身もしくは一部の皮膚に、蚊に刺されたような、赤い盛り上がるような発疹が現われ、強いかゆみを伴う疾患です。発疹は数分から数時間で消えてなくなります。アレルギー反応、内臓疾患、寒冷温熱などの刺激など原因がはっきりわかるものがある一方、原因不明のものが大半を占めます。
原因が分かっている場合には、その物質との接触を避けます。
治療は抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤の内服を中心に根気よく行います。

 

皮脂欠乏性湿疹(冬期湿疹)

冬など乾燥しやすい季節や環境の下で特に高齢者のすねに好発します。
加齢や入浴時の洗いすぎなどを背景に皮膚が乾燥してバリア機能が低下して、かさかさやかゆみを伴った湿疹ができます。
こすらずに洗うこと、秋口から保湿剤を積極的に使用することで予防できます。
湿疹に対してはステロイド剤と保湿剤を併用して治療します。

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脂漏性皮膚炎

乳児期と思春期以降にしばしば見られる、頭皮、顔面などの皮脂分泌が盛んな部位にできるかさかさした赤い発疹です。
皮脂中のトリグリセリドと、皮膚常在菌により分解されてできる遊離脂肪酸が皮膚に刺激を加えて発症します。
適切な洗顔洗髪の励行で清潔を保ち、ステロイドや抗真菌剤外用を中心とした治療をします。

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水虫(足白癬)

足の皮膚にカビの一種である白癬菌が感染して、水ぶくれができたり、皮が剥けたり、角質が硬くなってボロボロするなどの症状がでます。
かゆみはある場合もない場合もあります。
夏が高温多湿であり、家で靴を脱ぐ習慣のある日本人に大変多い疾患です。
顕微鏡で白癬菌の存在を確認して診断します。
治療は、清潔と抗真菌剤の外用で行います。
外用剤は広めに外用し、治ってからも2ヶ月ほど外用を続けると、再発しにくいことがわかっています。
水虫を長年放置すると、つめにも感染が及び爪が濁って厚くなりボロボロしてきます(爪白癬)。
爪白癬になると、完治するためには抗真菌剤の内服が必要となります。

 

水いぼ(伝染性軟属腫)

小児に好発する伝染性軟属腫ウィルスによる皮膚の感染症です。
中身が白く透けて見える小さいブツブツがあちこちに多発します。プールでビート板などを介して感染することが多いです。
放置していてもいずれ免疫がついて自然治癒しますが、プール教室に通うなど他人にうつす機会がある場合は治療をしたほうがよいと思われます。
今のところ、効果が確実な外用薬は存在せず、物理的に取り除くことが治療となります。局所麻酔テープを貼って麻酔が効いてからピンセットで摘除すると、痛みが少なく確実に取ることができます。

 

とびひ(伝染性膿痂疹)

夏季に乳幼児に好発する主にブドウ球菌による皮膚の感染症です。
小外傷部、虫さされ、湿疹を引っかいたあとに、水ぶくれができ、それが破れ、細菌を含む水疱内容物が周辺や遠隔部位に”飛び火“して新たな水疱ができる疾患です。
接触によって他人に伝染します。
シャワーなどで洗い清潔を保ち、抗生物質の外用や内服を行います。
発疹は伝染しないよう包帯しておく必要があります。

 

乾癬(“かんせん”と読みます)

日本人には従来少なかったのですが、食生活の欧米化とともに最近増えている皮膚を主体とする慢性の炎症性疾患です(読み仮名は“感染”と同じですが、人にはうつらない疾患です)。
頭皮(特に生え際)、肘、膝、臀部、へそ周りなど刺激を受けやすい部を中心に大小の白いかさぶたをつける赤くごつごつ盛り上がる発疹ができます。
かゆみはある場合もない場合もあります。
原因はまだ究明しきれていませんが、遺伝的素因、外的要因(物理的刺激、食生活、喫煙、ストレス、薬剤など)、免疫学的素因(種々のサイトカイン特にTNF-αの上昇やIL-17を産生するT細胞の関与)が組み合わさって発症するのではないかと考えられています。
軽症の場合は、生活指導、スキンケア、ステロイド、ビタミンD3製剤の外用を中心に治療します。
中等症以上の場合は、上記の治療に紫外線療法、シクロスポリンやエトレチナートの内服、生物学的製剤(抗TNF-α抗体、抗IL-12/IL23p40抗体)を症状、患者さんのライフスタイルやニーズに合わせて組み合わせて選択していきます。
発疹だけでなく関節痛などの症状が出現した場合は、将来の関節の変形を予防するためにも、生物学的製剤を使用することが勧められています。

 

掌蹠膿疱症(“しょうせきのうほうしょう”と読みます)

手のひらや足の裏に黄色い膿が透けて見えるようなブツブツがたくさんできます。
原因は不明ですが、喫煙、病巣感染(虫歯、歯槽膿漏、扁桃炎など)、歯科金属アレルギーが誘因となっていることがあります。
誘因の除去、ステロイドやビタミンD3製剤の外用を中心とした治療をします。紫外線療法やビオチンの内服を併用することもあります。

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男性型脱毛(AGA: androgenic alopecia)

成人男性の約半数にある年齢から生じる前頭部や頭頂部から始まる頭髪の軟毛化、減少、脱毛です。
遺伝的基盤があると、ある時期から男性ホルモンに対する毛包の感受性が高まり発症します。
抗アンドロゲン製剤であるフィナステリド(プロペシア)の内服で80%以上の方の脱毛の進行を抑制することができます(自費診療)。ミノキシジル(リアップ)外用の併用も効果的といわれています。

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しみ(肝斑)

30歳以降の女性に好発する頬などに対称性にできる淡い茶色の色素斑です。
夏に増悪傾向があり、妊娠を契機に発症することもあることから、紫外線や性ホルモンの分泌変化によりメラノサイトが活性化するためと考えられています。
紫外線対策、ビタミンCやトラネキサム酸の内服、ハイドロキノン、トレチノイン外用などで、気長に治します(ハイドロキノン、トレチノインは自費診療での処方です)。

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老人性色素斑(日光黒子)

ほとんどの中年以降の男女に出現する、顔面、手の甲、前腕の露光部の大小さまざまな境界が明瞭な、類円形の褐色斑です。表面が少しかさかさしていたり、少し盛り上がっていることもあります。
早く治したい場合はレーザー治療になります(自費診療でレーザー治療をやっている施設をご紹介します)。施行後きちんと紫外線対策をすることが大切です。レーザーまではという方には液体窒素療法、ハイドロキノン、トレチノイン外用を組み合わせて、紫外線対策をしつつ気長に治療します(ハイドロキノン、トレチノインは自費診療での処方です)。

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巻き爪、陥入爪

不適切な靴(幅が狭い、大きすぎる、ヒールが高すぎるなど)の着用、爪の切りすぎにより、特に足の親指の爪に生じます。爪が丸く巻いたり、爪の端が食い込んだりして、痛みを生じたり、肉芽ができます。
足にあった靴を履く、爪を四角く切るなどの生活改善の上、軽症の場合はテーピング法、コットンパッキング法を行います。また、肉芽ができた場合は、必要により液体窒素療法や局所麻酔のうえで電気焼灼をおこないます。
根治療法として従来は爪の根元の一部を切除する手術療法が主流でしたが、痛みが強い、爪の幅が狭くなるなどの欠点がありました。
最近では(自費診療になりますが)、巻いた爪を痛みと伴わないで矯正する方法がとられるようになりました。巻き方やライフスタイルにより、爪クリップ、マチワイヤ、3TO(VHO)などが選択されます。

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