みやざわ皮膚科

横須賀市大津町の皮膚科、みやざわ皮膚科

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にきび(ざ瘡)

にきび(ざ瘡)

症状

10~30歳代、特に思春期の顔面に好発します。
額、鼻周囲、あごなどの毛穴が詰まって、ます白いぶつぶつ(面ぽう)ができます。
この面ぽうの中で、にきび菌が繁殖したり、たまった皮脂により炎症が起こったりすると、赤いぶつぶつが混ざってきます。時には膿が出てきたりします。
さらに炎症が周囲の組織に広がると硬くしこった傷跡になります。
背部や胸にできることもあります。

 

原因

ホルモンバランス、皮脂、毛穴のつまり、細菌感染をもとに、遺伝的素因、食事、ストレス、化粧品などが複雑にからみあって発症します。

 

治療
基本的な注意

規則正しい生活、バランスのとれた食事、正しいスキンケアが大切です。
洗顔は皮脂をきれいに洗い落とせる、にきび用の石鹸が望ましいです。
基礎化粧品、ファンデーションなどは、にきびのできにくいノンコメドジェニックのものを使用しましょう。

 

外用療法
1ディフェリンゲル

毛穴のつまりを取り除く薬です。
眠っているにきびの前段階の皮疹(微小面ぽう)に対して、にきびのできやすい部位全体に1日1回夜、洗顔保湿後に外用します。

2抗菌剤(ダラシンTゲルやアクアチムクリームなど)

にきび菌を減少させ炎症を鎮めるために、赤いにきびに使用します。
一つ一つのぶつぶつに対し朝夜洗顔後2回外用します。
夜ディフェリンゲルと組み合わせる場合は、ディフェリンゲル外用した上に重ねて外用します。

3過酸化ベンゾイル(ベピオ)ゲル(Benzoyl Peroxide : BPO)

にきび菌の繁殖を抑え、また角質細胞同士の結合を緩め、毛穴のつまりを改善します。
赤ニキビ、白ニキビ、黒ニキビともに効果があり、耐性菌の出現もおさえられます。
副作用として刺激感、乾燥がありますが、ディフェリンよりは頻度が低いようです。
1960年代から欧米、アジア、中南米で広く使用されていましたが、平成27年4月にやっと日本でも発売されました。
1日1回ニキビのできやすい部位全体に外用します。

平成27年7月に過酸化ベンゾイルとクリンダマイシン(抗菌薬)の合剤(デュアック配合ゲル)も発売され、
炎症のあるにきびに対してより効果的に治療ができるようになりました。

 

内服療法

難治の場合は抗生物質やビタミンB2、B6などの内服薬を組み合わせます。
漢方も有効のことがあります。

 

ケミカルピーリング(自費)

皮膚の角質、毛穴のつまりを溶かして除去する治療です。ケミカルピーリングとビタミンCローションの外用を組み合わせると、毛穴も引き締まり、にきび跡も改善します。